福祉ネイル

”福祉ネイル”に込めた思い

「オシャレに手間をかけることが面倒、恥ずかしい」そんなセルフ・ネグレクトが社会
問題になり始めています。日本は寝たきり老人が世界で最も多い国というデータがあり
ます。
華やかに装う事の、脳や身体への良い影響は、あらゆる研究でも認められています。認
知症の患者さんにメイクを施し、赤いリップカラーを塗ると、その日の脳の活性化が高
まるだけではなく、数日間続くという報告もあるそうです。
私たちは簡単にできるおしゃれ、ネイルを通じて少しでも明るく楽しい、笑顔の生まれ
る時間を提供したいという考えのもと、老人介護施設への訪問、福祉ネイルを行ってき
ました。
「福祉」という言葉の語源は、しあわせを意味する漢字。 福祉とは、ひとの「しあわ
せ」という意味を持っています。英語では「welfare(ウェルフェア)」といい、これは造
語ですが、「well=よく」という言葉と、「fare=生きる」という言葉が合わさってでき
た言葉で、「よりよく生きる」という意味です。
彼女たちにとってネイルという非日常的な時間を提供することで、新しいコミュニケー
ションを作ります。
「30ミニッツハッピネス」をコンセプトに、ネイルと楽しい会話でもっと多くのおばぁ
ちゃまをハッピーにしたい、また爪からその方の健康状態をチェックする、そんな思い
でこの活動を続けていきます。
また介護されているスタッフに私たちができることで少しでもお手伝いができればと考
えています。
福祉の本来持つ意味である、「幸せ、良く生きる」という言葉をどうしたらお届けでき
るのか、これからも常に考え続けて新しいサービスの開発を行っていきます。

【爪】

なぜ”爪”のケアが必要なのでしょう。

爪は、タンパク質の一種のケラチンから構成され爪にも水が含まれています。
手の爪が欠損した場合、完全に治る(復活)するまでに3か月~6か月を要
します。そして 足のつめの場合は、さらに時間がかかります。
健康な爪はピンク色をしていて表面も滑らかなさわり心地です。
体調が悪かったりすると爪の下の血色が悪くなり赤みが消えて青白く見える
事があります。
爪は健康管理のバロメーターです。
例えば 白色の爪は、貧血・肝臓病の可能性があり、黄色の爪は、心臓病や
肺の病気の可能性があります。爪が黒色になれば何らかの病気の前兆として
捉えられるようです。
爪を押して白色からピンクにすぐに戻るようであれば健康だとも言われてい
ます。

また、人間の爪は物をつかむためにあります。
人間の手の骨は指先まで発達していません。
だから 爪が無いと指先がグニャグニャして安定せず物を掴みにくくなるん
です。
爪が無いと 指先に力が入らないので、箸が持ちにくくなって困ります。
足の指先に力を入れるのにも爪がないと踏ん張れずに力が入りません。
人は、足の爪によって踏ん張れるので、速く走る事が出来きます。
そして爪には、もう一つの役割が、指先の保護です。
手には神経が集中していますので、怪我をすると他の部位より痛みを感じま
す。神経の集中している指先を保護するためにも爪があります。

生活する上でとても大切な役割を持っている、それが爪です。

福祉ネイル Service Menu

ネイリストが施設に伺います。

提携先・メディア掲載情報

これまでの実績です。

訪問先・提携先

・株式会社ベネッセスタイルケア様

 (グランダ・グラニ―、まどか、くらら(メディカル))

・株式会社メッセージ様

 (アミ―ユレジデンス)

・積和サポートシステム株式会社様

 (Sアミ―ユレジデンス)

・株式会社ニチイケアパレス様

・東宝サポートライフ株式会社様

 (SOL星が丘)

・社会福祉法人様

 (数ヵ所)

・株式会社エストコーポレーション様

 レクサポ 福祉ネイル(美容プログラム)担当



メディア掲載情報


かいぽけマガジン2015年6月号
高齢者住宅新聞2014年11月26日号